本事業を立ち上げて6ヶ月が過ぎようとしています。お陰様でたくさんの方からお声掛けいただき、たくさんの方と知り合うことができました。ご相談内容は様々です。
◆自社の技術力の底上げをしたいので、技術者に指導してもらえないか?
◆処方開発力に課題があるので、処方開発をサポートしていただけないか?
◆化粧品事業(開発・製造・品質保証)を自社でやりたいんだけど。。。アドバイス頂けないか??
◆原料の新しい価値を見出して提案したいんだけど。。。自社の原料の強みを一緒に考えてくれないか?
などなど、幅広くお問い合わせいただいております。私にとっても新しい発見や経験を積むことができ、人生日々勉強だなぁ〜なんて改めて感じております。
私の化粧品技術者としての「歴史」を振り返ると、そういえば若手の頃、わからないことや疑問に思ったことで自分ではどうにもならないことは、猪突猛進の精神で他社の技術者に直撃し、アドバイスをいただいておりました。文献の著者にも電話したり、原料メーカーの大家の大先輩には、スケールアップテストまで立ち会っていただいたりと、今思えば世間知らずもよいところだったのですが、先輩方は嫌な顔ひとつせず付き合っていただきました。とても感謝しております。そういった行動力と、この業界の寛容さのお陰で、今の私がいるんだなと思っております。感謝感謝でございます。
普通であれば、やっぱり相手の迷惑にならないか?とか考えて、こんな猪突猛進な行動は躊躇しちゃいますよね。。。特に年齢差のある年上の大先輩なんか聞けないですよね。。。〇〇先輩!、△△先輩!その節は大変お世話になりました!!
疑問点を気軽に聞ける存在がいるってことは、スキルアップする上でとても重要なことなんですよね。私は本当に人に恵まれたと思っております。今度は我々がそんな存在になりたい。そのような環境を作って、日本の化粧品技術力の底上げに貢献したい!!との思いで、本事業を立ち上げました。
そんな感じで初心を忘れないように頑張っていこうと思った今日この頃でした。